たまたまのブログ

逍遥写真 とりとめもない独り言

世界一受けたいおもしろ日本語授業

昨晩入間市産業文化センターにて
杏林大学教授 日本語学者の金田一秀穂先生の講演会にいってきました
難しい漢字や言葉の知識の蓄積 が学問ではなく 考えることが大切
考えることのできる生徒を作る授業を心掛けているという
ある意味での日本語の曖昧さ 受け取る方での感覚によって異なる意味などを例を挙げて面白く授業を聴かせてくださった


受講者の大方が高齢者がだったので、長い老後をいかに楽しく生きるかという話になり 古きを訪ねて新しきを知るというように文学に親しむことをおすすめになりました


我々日本人は3000年前の中国古典を原文のままある程度読むことができる
現代語訳で構わないので 是非古典文学に親しんでほしいと締めくくった
日本語 日本人 日本の歴史 風土などを探求し心豊かな生活をおくることが大切だという趣旨がよくわかった


先生ご自身も中国の古典に熱中しているとのこと


私が今読んでいる井上靖の「孔子」持参していたのでその場で掲げたくなりました
現在の寝床の書 源氏物語は円地文子訳 薄雲です