たまたまのブログ

逍遥写真 とりとめもない独り言

白鳥神社

昨年 阿波 讃岐 方面へ出向いた折に参りました
ヤマトタケルノミコトが命果て、白鳥となって飛んでいった先がここだという


御朱印集めの付き添いを始めたことから、古事記を読み始め、古典に親しむようになりました


神様の名前が面白いというか難しいですが・・・
 有名なアマテラスオオミカミ コノハナノサクヤヒメ 
  イナバノシロウサギやヤマタノオロチの話
   親しみやすい本ですね


改めて古事記を読むと後の文学に与えている影響などを見つけることもできます

世界一受けたいおもしろ日本語授業

昨晩入間市産業文化センターにて
杏林大学教授 日本語学者の金田一秀穂先生の講演会にいってきました
難しい漢字や言葉の知識の蓄積 が学問ではなく 考えることが大切
考えることのできる生徒を作る授業を心掛けているという
ある意味での日本語の曖昧さ 受け取る方での感覚によって異なる意味などを例を挙げて面白く授業を聴かせてくださった


受講者の大方が高齢者がだったので、長い老後をいかに楽しく生きるかという話になり 古きを訪ねて新しきを知るというように文学に親しむことをおすすめになりました


我々日本人は3000年前の中国古典を原文のままある程度読むことができる
現代語訳で構わないので 是非古典文学に親しんでほしいと締めくくった
日本語 日本人 日本の歴史 風土などを探求し心豊かな生活をおくることが大切だという趣旨がよくわかった


先生ご自身も中国の古典に熱中しているとのこと


私が今読んでいる井上靖の「孔子」持参していたのでその場で掲げたくなりました
現在の寝床の書 源氏物語は円地文子訳 薄雲です

伊勢山皇大神宮 万葉歌碑 犬養孝書

横浜の通りすがりに立ち寄った神社で犬養孝先生の書である歌碑に会った


見事な万葉仮名で書かれています
天智天皇の皇子 志貴皇子
いわばしる たるみの うえの さわらびの もえいずるはるになりにけるかも
たかししょ


現在の横浜希望が丘高校出身らしい
万葉の旅に生徒を連れだして実際にその場で歌を味あうという素敵な授業をなさる先生として有名だった


最近先生のCDブックを車の中で聞いている
本に書き下ろしたものは「万葉の人びと」新潮文庫にある
是非興味のある方は読んでいただきたい